第17回外断熱技術セミナー「外断熱マンションの開口部」(2007年12月13日)を開催しました

12月13日(木)に、当法人事務局がある機械振興会館  地下3階の9会議室において第十七回外断熱技術セミナー 「外断熱マンションの開口部」国産樹脂サッシ(jmado)の性能はどこまで高まったか! を開催しました。

2004年2月25日(火)に開催した 「第三回外断熱技術セミナー」 ~「ドイツが誇る外断熱工法と高性能断熱サッシ~ STO(シュトー)とシューコーの紹介」 においてドイツの樹脂サッシを紹介しました。 その後、外断熱工法の普及に合せて、 国産サッシメーカーにおいても、防火性をもった 外断熱マンション用の樹脂サッシが開発され、 発売を開始しました。

これまで、国産の樹脂サッシの性能はH-5等級 (熱貫流率U値=2.33W/m2K)が 最高と言われてきましたが、 新しい性能を持った樹脂サッシが作られています(*海外のU値基準)。

セミナーは、定員30人の会場で開催しましたが、 開場直後から、事前申し込みをされていない飛び入り参加者があり、 予備椅子を出し、40名を越える満席のなかで開催しました。

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予備椅子も出た満席の会場

セミナーは、外断熱推進会議事務局長・堀内正純の挨拶で始まりました。 司会を事務局次長・田村浩一に代わり、定刻にセミナーが開始しました。

最初は、塩ビ工業・環境協会 リサイクルワーキンググループリーダー、 (株)カネカ 生産技術本部(企画) 環境・安全部長補佐 坂内孚史(たかし) 氏より「樹脂サッシの原材料について」と題する講演で始まりました。

講演内容は、「I.塩ビ(樹脂・製品)のプロフィール、 II.塩ビのサスティナビリティー、III.塩ビをめぐる環境問題、 IV.塩ビのリサイクルについて」でした(阪内氏資料1.pdf:604kb阪内氏資料2.pdf:440kb )。

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講演する阪内さん

次に、(株)シャノン 営業本部 営業支援グループ  サブリーダー 小野 義彦氏より 「国産樹脂サッシの現状」と題した講演がありました。

講演内容は、1.樹脂サッシの業界について、2.樹脂サッシについて、3.樹脂 サッシの安全性・環境性、4.まとめでした。

トピックスとして、来春に無暖房住宅用の高性能サッシ (U値=1.23W/m2K)の発売が計画されている との報告がありました(小野氏資料:353kb)。

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講演する小野さん

最後に、特別報告として京都工芸繊維大学大学院准教授  芝池英樹氏より直前に米国のマイアミ州で開催された 第10回「全ての建物の外皮熱性能に関する国際会議」 (Buildings conference X)の報告と第二回北米外断熱視察の概要に ついて報告が行われました(芝池氏資料pdf:585kb)。

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芝池英樹博士

セミナー開催中にも参加者が増え続け、 最終的には50名の参加者があり、 質疑も含めて熱気に溢れたセミナーでした。

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熱心に話を聞く参加者

セミナーの熱気を引き継ぎ、講師の先生を囲んで恒例の懇親会、 今回は忘年会を兼ねて開催されました。

フラウンホーファー研究所日本代表部の方々や 作家の山岡淳一郎さんも参加し 熱い会話が交わされました。

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山岡淳一郎さんを囲んで
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*海外のU値基準

海外では、省エネ水準のかさ上げとともに 壁の断熱(外断熱)だけでなく、開口部の性能も上がってきました。 諸外国の最低基準は、イギリス(2.2W/m2K)、 デンマーク(1.8W/m2K)、 ドイツ(1.7W/m2K)、 フィンランド(1.4W/m2K)となっております。 さらに、パッシブハウスでは、窓については 0.8(W/m2K)を超えてはならないという決まりがあります。


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投稿者 sotodan : 2007年12月21日 13:30