バッキィーWatabe:essay vol.04

「求ム、大富豪!」の巻

マネーゲームだの錬金術だのという馬鹿騒ぎも、ひと段落したところで、提案です。
大儲けをした皆さん、カネがカネを生むような“虚業”から足を洗い、“実業家”になりませんか?ここでお奨めする実業とは「最高水準の外断熱工法で建てられた“ホテル”の経営」です。

大富豪ともなれば、海外からセレブなお客様もいらっしゃる事でしょう。欧米の五つ星ホテル並みの快適さは、“迎賓館”として最適です。(実際、空調のレベルや、結露で景色も見えない窓に驚き「これが本当に日本の一流ホテルなのか?」と聞かれたという話を知っています)。
インテリアやメニューにこだわったレストラン&バーを用意すれば、皆さん大好きな合コンも、グッとお洒落に。
何も“バブルの塔”のように巨大である必要はありません。むしろ、すべてのお客様に行き届いたサービスができるよう、こじんまりとしたサイズがベターです。それ位なら、大富豪様のポケットマネーで建っちゃうんじゃないかしら。
最上階のスイートルームはオーナーとして年間押さえておき、セカンドハウスや書斎がわりに。そして大切なお客様からご要望あったときだけ、泊めて差し上げる。ね、カッコいいと思いません?

そして何よりも、毎日数多くのお客様に「本当の外断熱の快適さ」を経験していただくことで“日本における外断熱普及に貢献したホテルオーナー”として、建築史に名を刻むという名誉が、もれなく付いてきますです。
おフレンチ語に“ノブレス・オブリージュ(NOBLESSE・OBLIGE)”という表現があります。直訳すると、「富めるものの義務」。僕を含む一般庶民は、そう簡単にホイホイとマンションを買ったりは出来ません。でも、お誕生日とか、何かの記念日に、奮発してホテルに泊まる位の贅沢は、出来ると思います。そんな庶民に「本物の外断熱の快適さ」を提供することは、まさに、ノブレス・オブリージュそのものではないでしょうか。

次々と建築に関する疑惑が浮上する今こそ、「本物の中の本物」を世の中に提示して、ただの成り上がりではないことを、証明するチャンスではないかと思うのですが。
いかがですか?このコラムを読まれた大富豪様、事務局まで、ぜひご連絡下さいませ。

さて、次回は“オイラは料理人(?)”の巻、の予定です。


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投稿者 sotodan : 2006年02月16日 09:11