渡部政一の言わせてもらいます Vol.16

『バッキャモンから“バッキー”に昇格(?) 』の巻。
近頃、事務局のOさんが「バッキャモン」と言われることが増え、混同を避けるために、この度めでたく「バッキー」という、新しい”芸名”をいただいた渡部です。何がめでたいんだって?よくぞ聞いてくだすった。ジーン・バッキーといえば、’64年の阪神タイガースを優勝に導いた往年の助っ人エースで・・・え?そんなことはどーでもいいから早く本題に入れって?・・・失礼しました。

ここ2週間程のあいだに、数人の友達から「オイ、お前が応援している”外断熱マンション”がえらいことになってるな」という電話がはいりました。何度も「だ・か・ら、あのH社の物件は断熱材が薄いし、窓はアルミサッシのシングルガラスで熱の逃げ道になるし、熱交換換気じゃないしで、EiPCでは”正しい外断熱”としては推奨してないんだってば」と、口角泡を飛ばして説明しても「ふーん、でも“外断熱”ってデカデカと書いてあったぜ」という反応が返ってくるばかり。
以前(たしかVol.6)に「正しくない、いい加減なものにも勝手に”外断熱”を名乗られると、ミソもクソも・・・」と、少々お下品な表現をしたことがあるのですが、その危惧が、モロに当たってしまった感じです。
しかも、TVや新聞、雑誌などのメディアでの露出量は圧倒的。僕の友人達と同じく、モロに勘違いをしている人たちが大量発生していることは、火を見るよりも明らかです。

前回、想像力によって“快”を得られるのは、我々人間の特権という話をチョコッと書きました。が、その反面“不快さ”を増幅してしまう事があるのもまた、人間の想像力であります。
今マンションにお住まいの方々、そして購入を検討していた方々ともに、「もしや・・・」と、“疑心暗鬼モード”に入っていらっしゃる事は、想像に難くありません。

「本物の“SOTODAN”の物件には、ウールマークのような認証マークを進呈して、ブランドイメージづくりを」なんて、提案しようとしていた自分自身の無力さを、つくづくと思い知らされた気分です。”快”と”不快“をキーワードに、きれいにオチをつけるつもりでしたが、ごめんなさい、正直、ギブアップです。

と、いうわけで。このテーマでの連載は、(ちょうど年末でキリもいいし・・・)ひとまず今回でお終いにします。
新しい”芸名(?)”も頂いたことですし、新年より気分も新たに、「半可通の素人が解説する"外断熱"」と言う感じで(玄人衆にツッコミをいれていただきつつ)少しでも楽しんでいただけるコラムを発信したいと思っております。
では、皆様、よいお年を。

事務局よりひとこと
脱線に次ぐ脱線を経て,今回が最終回。
長い間,好評を博しながらも今回が最終回となります。
渡部氏は押しかけボランティアとして,昨年初夏(平成16年7月)にはじめて事務局に登場。何度も何度も前職にとどまるように諭されながらも退職した上,東京に戻ってまいりました。いつの間にか,事務局スタッフの一員としていろいろな場面で事務局の活動をサポートしていただいてきました。

思い起こせば,みなさまの前に華々しくデビューしたのは,確か今年の新春講演(H15.01.14)でのスピーチでした。渡部政一の言わせてもらいます Vol.1にあるように,忙しい仕事の合間を縫っては,事務局に顔を出して一般の人に向けた情報発信の重要性を指摘。ほかにもコピーライターとしての感性をもとに様々な問題提起を投げかけてきました。

この10月後半に露見した,姉歯氏の構造強度偽装問題に端を発する一連の問題について,そのマンションの一部が外断熱工法を謳っていたため,今後新たな視点でという本人の希望もあり,いったんこの連載に幕を引くこととなりました。でも,ご安心下さい。心機一転。これまでとは異なったポジションから,またみなさまにお目にかかることでしょう。
これからも外断熱推進会議のために活躍していただく予定です。

事務局では,ご愛読いただいたみなさまからのメッセージをお待ちしております。


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投稿者 sotodan : 2005年12月27日 12:20