第10回技術セミナー「外断熱工法の国際規格化(ISO)と湿気対策面からの工法の検討」 ご報告

平成17年12月22日(木)に開催された第10回技術セミナーの内容をご報告します。

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▲セミナー開始直前の様子

  報告1「外断熱工法の国際規格化(ISO)について」
        講師:お茶の水女子大学教授 田中辰明博士
  報告2「非定常熱湿気移動解析プログラムによる断熱工法の検討」
        講師:お茶の水女子大学田中研究室 柚本玲博士

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▲司会 堀内事務局長

第一部は,お茶の水女子大学教授 田中辰明博士により
「外断熱工法の国際規格化(ISO)について」と題して,さる10月7日,日本建築センター(東京)にて開催された【ISO/TC163/SC1 東京会議】の内容紹介と,EN(欧州規格)とDIN(ドイツ工業規格)について解説が行われた。

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▲公演中の田中博士

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▲公演中の田中博士

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▲公演中の田中博士

ENのISO化に伴う問題点の解説では,ISOの細かい分類に関して説明があり,SC1は次の3つのEN規格をISOのNWI(ニューワーキングアイテム)として提出することが報告された。

EN13494 断熱材に対する接着剤および下地皮膜の接着強度
EN13496 ガラスファイバーメッシュの機械的性質
EN13497 外断熱複合システムの熱抵抗

また近年ISOに参加した中国や韓国の動きなどを紹介し,外断熱推進会議を中心とした日本での広範な支援の必要性を訴えた。
 
新しい断熱材として,旧東ドイツの会社が開発した製材工場から出る廃木材を原料とした木質繊維断熱材が紹介された。断熱材としては非常に重量があり,そのため,熱容量が大きく繊維系の断熱材と比較して3倍程度,熱の影響が現れる時間を遅くできることなど,その特徴を詳しく取上げて説明された。

第二部は,お茶の水女子大学田中研究室 柚本玲博士により
「非定常熱湿気移動解析プログラムによる断熱工法の検討」と題して,北海道(札幌)・東京・沖縄(那覇)の3地域における気候条件と断熱材・工法の関係がWUFIを用いたシミュレーションによって紹介された。
この中で,日本においては寒冷地で実績のある外断熱工法が東京をはじめ,関東以西でも普及している状況の中で,WUFIの特徴や使用方法についてわかり易く説明しながら,その地域にふさわしい断熱のあり方と,材質や工法の選択の重要性が指摘された。

またの木造建築の場合,防湿層の有無によってどのような現象が発生するかなど興味深いデータが報告された。

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▲講演する柚本玲博士

■開催日時  平成17年12月22日(木)  
         開場  14時00分  
         開会  14時30分   
         閉会  17時30分
■会  場   〒105-0011  東京都港区芝公園3丁目5番8号 
                   機械振興会館 6階 67会議室
          (地下鉄日比谷線 神谷町駅下車 徒歩8分  東京タワー正面)
■セミナー内容
  報告1  「外断熱工法の国際規格化(ISO)について」
        お茶の水女子大学教授 田中辰明博士
  報告2  「非定常熱湿気移動解析プログラムによる断熱工法の検討」
        お茶の水女子大学田中研究室 柚本玲博士
■参加費    会 員・学 生(学生証を持参下さい。)   2,000円(資料代・会場費)
          一 般                      5,000円(資料代・会場費) 
          当日、ご持参下さい。
■定  員   40名(先着順受付)
■主催運営  特定非営利活動法人 外断熱推進会議  
         TEL 03-3436-4755 FAX 03-3436-0678
         〒105-0011東京都港区芝公園3丁目5番8号 機械振興会館407号 



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投稿者 sotodan : 2005年12月28日 18:02