渡部政一の言わせてもらいます Vol.9
『異分子と本流の分岐点』の巻、の中編です。
転入したクラスに、ちょっと頭の回転がスローモーな女の子が一人いました。ある日、ガキ大将グループが僕をその子の席に連れて行き、こう言いました。「おい、コイツをなぐってみろ」。僕の頭の中は「ハァ?コノ人タチハ何ヲ言ッテイルノダロウ???」と、クエスチョンマークで一杯になりました。
すると、ガキ大将は”お手本”を見せるように、女の子の頭をバシッと叩いて「な?コイツ、いくら叩いても泣かへんねんぞ。面白いからやってみろ」と言ったのです。女の子は困ったような“泣き笑い”
の顔で僕を見上げました。目が合った瞬間、何かがプチッ!と切れ、
『女の子は叩くもんじゃない、守ってあげるもんだろう!』と叫びながら、ガキ大将に摑みかかりました。しかし、多勢に無勢。結果、「ええカッコしいをすんな!」と、ボコボコにやられましたが・・。
―で、何が言いたいワケ?という読者の声が聞こえてきそうなので、
ここで大胆かつちょっと強引なたとえ話を、ひとつ。
その小学校には「男子は乱暴、粗暴で当たり前」という”常識”が、ありました。そこに「それって非常識だ!」と叫ぶ”異分子”が入ってきて、疎外される構図・・・何かに似ていませんか?
そして「弱いものイジメ」が黙殺されているという状況。今日、この瞬間にも、赤ちゃんやお年寄りといった”弱者”がシックハウスによる健康被害にあっているのに、黙っていられる不思議。僕には、
『内断熱容認派』の方々とダブッてみえて仕方がありません。
さて、さっきまでの話の続きですが、転校生という異分子であり、
ガキ大将グル-プを敵に回してしまった僕は、翌日、思いっきりユーウツな気分で登校しました。すると・・・(以下次号)
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投稿者 sotodan : 2005年09月14日 11:48
