渡部政一の言わせてもらいます Vol.8
『異分子と本流の分岐点』の巻、の前編です。
小学校の半ばで、転校を経験しました。空気のいい神戸の山の手から大阪の下町、工場街のど真ん中への引越し。いきなり、小児喘息になりました。これは今回の本題とはちょっとズレますが、今でもあの苦しさ・・・夜中に咳き込んで眠れず、死にそうな思いをした日々をハッキリと憶えています。ゆえに、この21世紀に(外断熱で無いがゆえの)壁内結露によるカビ・ダニが原因で、健康被害に会っている子供たちがいるとしたら、黙っていられないと、強く、思うワケであります。
で、本題でありますが、転校生っていうのは、文句なしに“異分子“な存在です。数百人の生徒が「どんなヤツが来るんだ?」と、ウの目タカの目で注目している。そこに「ハイソックスを履いたヒョロッこいやつ」が現れたものだから、もう話題の的。その小学校はブレザーと半ズボンの制服だったのですが、男子でハイソックスなんぞを履いているのは皆無。中には冬でも裸足にズック靴なんて男の子もいたくらいです。「春先はまだ寒い日もあるのに、半ズボンではカゼを引かせてしまう」と、過保護な親のやらかした事が、完全にウラ目に出ました。結果、付けられたあだ名が「オトコオンナ」。つまり、オカマみたいなやつ、の意味。実に屈辱的でした。
電車でわずか数十分の距離なのに、服装だけでなく、言葉や遊びのルールなんかも、まるで違う。特に言葉では、相手のことを「自分」と呼ぶ下町言葉に馴染めず、「キミ」と呼びかけては『何を気取っとるんじゃ!』と、からまれたり、しました。(TVで関西系のタレントが相手に「自分なぁ」と呼びかけるのを聞くと、今だにあの”転校生気分“を思い出したりします。)
とにかく、なにをやっても、異分子的な存在。まさに、イジメられっ子の一歩手前。正直、こんな転校をさせた親を恨みたくなりました。
ところが、ある日を境に、状況はガラッと変わったのです。・・・この話、『現在は0.1%の存在である“外断熱マンション”に関する状況も、きっとある日をターニングポイントに・・』というオチにしようと思ったのですが、ちょいと長くなりそうなので、以下、次号にて。乞うご期待(?)
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投稿者 sotodan : 2005年09月14日 11:43
