たま・まちせん市民講座(第5回・最終回)の報告

【多摩市永山公民館 市民企画講座 最終回】

私たちの終の住処を考える ~大震災を契機に暮し方を見直そう~

集合住宅の特徴を活かし、エネルギー依存度を少なく、健康的な住まい環境を獲得する方法として、外断熱について学んできた5回の連続講座も、とうとう最終回を迎えました。集合住宅を終の住処とするためには何が必要か、人と建物を長持ちさせ、持続可能な街とするために何ができるかについて、皆さんと一緒に考える貴重な機会となりました。またノンフィクション作家の山岡淳一郎さんの基調講演には、多摩市長もお越しいただくサプライズもありました。
 
 
 

第5回 まちせん市民企画講座

■開催日  平成24年2月4日(土) 13:30~16:30
■主 催  NPO多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議
■協 力  特定非営利活動法人 外断熱推進会議
■後 援  多摩マンション管理士会
■会 場  永山公民館5階 ベルブホール
■参加費  500円(資料代・外断熱推進会議作成外断熱パンフ)
■定 員  100名(先着順)
 

進行スケジュール

【第一部】
13:30  基調講演 ノンフィクション作家 山岡淳一郎氏
      「マンション再生への道標~コミュニティと建物」
14:30  質疑応答
14:40  休  憩
【第二部】
15:00  事例報告 ホームタウン南大沢 横山美樹雄氏
15:20  パネルディスカッション
      司   会  たま・まちせん理事長 戸辺文博
      パネリスト  山岡淳一郎氏(ノンフィクション作家)
              横山美樹雄氏(八王子市・外断熱改修マンション住人)
              朝野 浩行氏(相模原市・外断熱改修マンション住人)
              堀内 正純(外断熱推進会議 事務局長)
16:30  閉会
 
  
 
 
会場となった永山公民館ベルブホール 
 
受付の準備はOKです
 
 次々に来場する参加者の皆さん
 
NPO多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議の戸辺文博理事長の挨拶で開会です
 
山岡淳一郎さんの基調講演で始まりました 
 
 東日本大震災での取材経験から、集合住宅のコミュニティや
住まいのシェルター機能としての大切さを力説されていました
 
山岡さんの基調講演に聞き入る来場の皆さん
 
なんと会場には、阿部裕行(あべひろゆき)多摩市長もお越しいただきました!
 
阿部市長からは、省エネ・健康・快適となるような住宅政策をぜひ推進していきたい
との力強いお言葉をいただきました
 
第2部はホームタウン南大沢にお住まいの横山美樹雄さんから
外断熱改修の感動体験のお話でスタートです
 
続きまして、同じく外断熱改修したエクセル横山台にお住まいの朝野浩行さん
 
外断熱推進会議の堀内正純事務局長からは
世界と日本の省エネに関する動向についてお話がありました
プレゼン資料(PDF)はコチラからダウンロードできます
 
戸辺理事長進行のパネルディスカッションでは 、より詳しいお話もお伺いできました
 
横山美樹雄さん(左)と朝野浩行さん(右)
 
最後に会場からの質疑応答で、閉会となりました。
ご参加いただきました皆さん、ご来場ありがとうございました!
 
 
 
 

今後の取り組み

 
 外断熱による<省エネ・健康・高耐久>な都市つくりを目指す、特定非営利活動法人 外断熱推進会議(2002年設立 本部 東京都港区 理事長竹川忠芳 会員数145名)は、NPO多摩ニュータウンまちつくり専門家会議主催【多摩市永山公民館 市民企画講座】「私たちの終の住処を考える ~大震災を契機に暮し方を見直そう~」に協力させていただく機会を得て、5回の外断熱や省エネ、エコに関する講座に参加させていただきました。
 
 講座に参加した皆様から、「外断熱ってこんなに良いのに何故広まらないの」「自分が住むマンションの管理組合に外断熱の良さを伝えたいがうまく伝わらない」「周りのマンション管理士や設計士に外断熱の正しい情報を伝えたい」・・・などの声を聴きました。
 
  「低炭素社会に向けた住まいと住まい方推進会議」の提言では、2020~2030年に目指すべき住まいの姿として「2020年には標準的な新築住宅でZEH(ゼロエネルギーハウス) を実現し、2030年には新築住宅の平均でZEH を達成するとともに、LCCM(ライフサイクルカーボンマイナス) 住宅の早期実現を目標とする。更に2020年には新築公共建築物でZEB(ゼロエネルギービルディング)を実現し、2030年には新築建築物の平均でZEB達成を目標とする。」とあり、国もこの方向で動いており「ゼロ・エネルギー建築推進協議会」が発足しました。ZEH・ZEBは、高断熱・外断熱抜きでは実現ができません。
 
 IBECが出版している「住宅の省エネルギー基準の解説」(249p)には、「一般的には内断熱が主流となっているが、熱環境や躯体の耐久性の面からは外断熱工法が望ましい」と記載されています。また、建築士の講習テキストにも「外断熱は、熱性能・結露対策・蓄熱性・躯体保護・運用コストや維持管理コスト低減が期待できる。」とあり、結露対策や躯体保護・運用コスト・維持管理コスト低減に取り組んでいる集合住宅の住人には省エネ改修(外断熱)の情報を知っていただくことが求められています。
 
 ついては、特定非営利活動法人 外断熱推進会議及び会員である省エネ改修(外断熱)関連メーカー、企業のメンバーを講師に省エネ(エコ)改修に関する生の情報(実務)を知って戴く場を提供したいと考えています。最初は少人数で省エネ(エコ)改修塾のような形式でマンション管理組合の役員、マンション管理士、設計士などを対象とした勉強会を「たま・まちせん」の皆様と共に7回程度開催したいと考えています。(会場としてすくらんぶるるーむ又は永山ハウス)勉強会の内容をDVDに録画し、希望されるマンション管理組合の役員、マンション管理士、設計士などに配布を検討します。その成果を最後に大きな会場で発表できればと思います。
 
 
●全7回+1回の連続講座内容(案)(1年間)
1.省エネ改修のシミュレーション
2.省エネ改修のために必要な準備、費用
3.屋上断熱、基礎断熱について
4.省エネ改修事例紹介
5.省エネ改修事例紹介
6.欧州の省エネ改修の動き
7.エコ改修事例紹介
+1.7回の連続講座を纏めて紹介する大セミナー開催(来年2月頃)
 
●講師:特定非営利活動法人 外断熱推進会議事務局及び外断熱推進会議会員
 
 
 

戻る
ページトップ

投稿者 sotodan : 2012年2月 7日 14:06