避難施設(公共施設等)の温熱環境について



このたびの東日本巨大地震により被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

時間が経過するにつけて、被害の甚大さと、避難施設(公共施設等)の温熱環境の劣悪さに目を覆いたくなります。

平成16年の中越地震の際に、外断熱推進会議として現地調査を行い、「環境・省エネ外断熱工法推進議員連盟」(現、環境・省エネ住宅政策を推進する議員連盟)は、平成16年11月11日、尾辻厚生労働大臣に『平成16年新潟県中越地震「仮設住宅」断熱対策に関する要望書』を提出しました。


tyuetsu jisin.jpg



厚生労働省記者会へのプレスリリース


(要旨)
これから長期間の冬を迎え、被災者の多くが高齢者、幼児であることを考える時、健康を守るための暖かな室内環境を保つために、高性能な断熱性能を持つ「仮設住宅」の建設が急がれるところである。また、今後想定される災害に対する準備として、外断熱による避難施設の建設及び既存施設の外断熱改修を求める。


具体的な対策として
1.断熱性能のよい「仮設住宅」の建設
  次世代省エネ基準に準じた断熱性能をもつ建物とする
2.断熱性能の悪い「仮設住宅」に対する断熱補強・外断熱の採用
  断熱補強及び開口部(ドア・窓)の高断熱化
3.避難施設「学校・体育館など」の外断熱の採用及び外断熱改修の実施
  冬季における地震や各種災害発生時における停電等のライフラインの途絶は、住人に致命的な打撃を与える。
  冬の寒さから人間を守る高性能な外断熱の採用は、停電等の緊急時にも室内環境の激変をもたらすことなく、人命を守るための災害時の喫緊の要請となっている。


特に、1~2についてはすぐに出来る工事であり、至急その対策を行うことが求められる。

避難施設(公共施設等)や病院、高齢者施設等の停電時における温熱環境を考えたとき、外断熱(高断熱)化やパッシブハウス(無暖房住宅)のような高度な断熱が必要になります。


新潟県中越地震断熱対策要望書の原文(pdf)
新潟県中越地震断熱対策要望書.pdf




戻る
ページトップ

投稿者 sotodan : 2011年3月31日 10:51