第9回欧州外断熱視察「ブルーノ・タウトと外断熱の旅」報告 5日目

日本欧州外断熱視察の5日目(10月2日)は、田中辰明団長の案内でベルリンの建築探訪とブルーノ・タウトの集合住宅(ジートルング)視察を行った。朝、ホテルを出発した一行はバスでベルリン市内を回った。最初にニーマイヤーやグロビウス等の中高層住宅が立ち並ぶインターバウ、ベルリンの旧日独センターを外断熱改修したベルリンの日本大使館、バウハウス博物館を駆け巡った。


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(2010年10月 ドイツ日本大使館)

次の写真は、2000年にTV東京『住まいの未来学』にて放映されたベルリンのドイツ日本大使館外断熱改修中の映像である。ドイツでは、外断熱が常識である。

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(2000年 外断熱改修中のドイツ日本大使館~TV東京『住まいの未来学』より)


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(2000年 外断熱改修中のドイツ日本大使館~TV東京『住まいの未来学』より)

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(バウハウス博物館入口)


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(バウハウス博物館の中庭)


最初に訪問したブルーノ・タウトの集合住宅は、カール・レギーン地区(1928~1930年、1145戸)である。

田中辰明・柚本 玲共著の「建築家ブルーノ・タウト」(オーム社)の表紙に出てくるようなカラフルな玄関戸と窓枠が目の前にあった。

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(色鮮やかな集合住宅の入口のドア)


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(玄関ホールと階段室)

建物の外観を見、中庭に侵入(?)して中庭に面した建物を見学する。


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(ブルーノ・タウトの建物の前での記念写真)

次に、プレンツラウアーベルク地区の集合住宅(1926-1927年、122戸)を訪れた。斬新な色使い(青)に圧倒される。


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(プレンツラウアーベルク地区の集合住宅前での記念写真)

路面電車が走る通りに面したヴァイセンゼー地区ブッシュアレーの集合住宅(1925-1930年、645戸)を見ながら、バスでブリッツの馬蹄型住宅(1925-1930年、1963戸)へ向かった。ブリッツの馬蹄型住宅は建築家マルチン・ヴァグナーとの共同作品である。馬蹄形住宅の中庭に池があり、外側には低層集合住宅が並んでいる大規模団地です。


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(馬蹄型住宅)


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(ブルーノ・タウトの石碑)


今回の旅行での発見は、タウトには珍しい一戸建て住宅の発見と保存修復現場の見学です。

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(タウトには珍しい一戸建て住宅)


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(保存活動を行っている著名な造園建築家 カトリン・レッサーさんを囲んで)

次に、田園都市ファルケンベルグ(1913-1916年、129戸)を見る。都心にあって田園都市をつくり、それぞれの敷地面積は広く、カラフルな彩色を施している。


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(連棟式低層住宅の玄関)

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(玄関に彩色を施した住宅)

ベルリンにおいて近代ヨーロッパの代表的な建築家の作品と世界文化遺産に登録されたブルーノ・タウトの集合住宅を巡った後、知日派のドイツ人ボヤシェブスキーさんを囲んで夕食を共にした。おりしも、翌日(10月3日)は、ドイツ統一20周年の日であった。

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(ボヤシェブスキーさんを囲んで 尺八を独奏する田村浩一)


つづく

尚、12月22日(水)に港区芝公園3-5-8 機械振興会館B3-1会議室において田中辰明先生の視察報告会とNPO忘年会を予定しております。

■と き 平成22年12月22日(水) 17時30分 受付開始
 17時40分より 外断熱講演会
 18時30分より EiPC忘年会
■ところ 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館 B3-1会議室
■参加費 4,000円
(講演会を含む。当日会場で受け付けます。)
■第1部 講演会 「第九回 ブルーノ・タウトと外断熱の旅」
~欧州の外断熱を巡る動向とブルーノ・タウト~
 講 師 お茶の水女子大学名誉教授 田中辰明博士(40分)
■第2部 2010年 EiPC忘年会

2010年講演会.pdf
(参加申込書pdf)
どなたも参加できます。

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投稿者 sotodan : 2010年12月 8日 13:03