第八回 スウェーデン・デンマーク「地球環境と無暖房住宅の旅」報告その2

2008年6月24日(火)

今日は、市が所有している土地にはパッシブハウス(無暖房住宅)しか建てないとの 政策を決めた、イエテボリ市郊外のアリングソース市にバスで向かう。

アリングソース市 はイエテボリ市から45kmはなれた人口36,000人の町で、 ハンス・エーク氏が住んでいる。

スウェーデンで1番忙しい人と言われているハンス・エーク氏と アリングソースの市 民センターで再会した。


市民センター

ハンス・エーク氏は、パッシブハウスセンターに隣接した会議室で講演を始めた。 通訳は友子ハンソンさん。


パッシブハウスセンター

講演するハンス・エークさんと通訳の友子ハンソンさん)

ハンス・エーク氏は地球の写真を出して、地理学者である友人から、「人間の住む地 球は、薄いリンゴの皮のようなものであり、そこに人間の命や営みがある。化石燃料 の使用で、地球の温度が上昇している。」との話を聞き、環境をテーマとしたEFEM設 計事務所を1974年に仲間と設立したと話、その後、様々な省エネ建築のプロジェ クトに参加し、現在の無暖房住宅に至ったとの講演をおこなった。また、トピックス として中国の大連で進めている400戸のパッシブハウスプロジェクトについて説明 があった。


熱心にハンス・エークさんの話を聞く一行

ハンスの講演後、会場からは次々と質問が出されたが、アリングソース市を表敬訪問 する時間が迫っていたため、急いで市庁舎に向かった。


アリングソース市庁舎

アリングソース市庁舎では、市長、副市長、県議などが一行を待ち受けていた。アリ ングソース市を代表してアリングソース市長が歓迎の挨拶を行いました。その中で、 市長は「ハンス・エーク氏は教授、ハンス・エーク氏がアリングソース市民であるこ とをうれしく思っています。」と発言した。


市議会議長と副議長

熱心に話を聞く一行

アリングソース市長を囲んで、札幌市議団

アリングソース市及び県の関係者と昼食をとった後、アリングソース市のブローゴー デン地区に1960~70年代に建設された市営住宅の無暖房改修現場を見学した。


凍害で剥落したタイル跡

説明するハンス・エークさん

ブローゴーデン地区では、400戸の市営住宅を無暖房住宅にするという。日本で も、古くなったら壊して建替えるのではなく、厚い外断熱を施し、無暖房住宅として 再生することを考えるべきだと思った。

その後、パッシブ建築で完成したばかりの保育園を視察して、パッシブハウスセン ターに戻った。


パッシブ保育園

最後にハンス・エーク氏と記念写真をとり一行はパッシブハウスセンターを後にし た。


ハンス・エークとパッシブハウスセンター

ハンス・エークさんと札幌市議団

アリングソース市では、2009年4月24日からEN Bo09 住宅博覧会が開催される。 今回は、北欧のパッシブハウス会議 ( 第二回北欧パッシブハウス会議(2009/4/27~29 イエテボリ市)) も同時に開催される。希望者がいれば、視察ツアーを計画したいと考えています。


EN Bo09住宅博覧会

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投稿者 hpnew : 2008年8月23日 12:48