第2回北米視察「米国の最新外断熱事情 NAIT-2nd」報告 その3

「米国の最新外断熱事情 NAIT-2nd」 第二回米国外断熱視察報告

North American Inspection Tour,the 2nd on EIFS in Las Vegas toward High Performance Building Envelope Practices

「NAIT-2nd 第二回米国外断熱視察」ダイジェスト

2008年4月11日(金)ラスベガス

第二回米国外断熱視察も、今日が米国EIFS産業協会(EIMA)との技術交流、 現場視察の最終日で、クレムキー事務局長、ドライビット社のセリーノ氏とも 今日でお別れである。また、康和地所の直井さん、Sto Japanの鈴木さんは、明日帰国である。

昨日は、米国Sto社の案内でEIFSの機械化(スプレー施工)やパネル化(パネライ ゼーション)の現場を見たが、今日はドライビット社が火災原因の説明と最新のEIFS 施工現場を案内してくれる。

早朝、今日が最終日となる康和地所の直井さん、Sto Japanの鈴木さんを含めて参 加者がロビーに集合した。


ロビーに集合した参加者

一行は、ドライビット社の現地担当者の案内で、宿泊ホテル(Hotel Monte Caorlo) の正面玄関に集まり、火災原因についての説明を受ける。


ドライビット社の現地担当者

ドライビット社の説明を聞く参加者

1月に発生したMonte Carloホテル屋上付近の火災事故の原因について は、EIMA基準をクリアしない「ポリウレタンで表面被覆した発砲プラスティックの装 飾仕上げ」が原因である。同等の商品は、ホテル正面の柱の台座にも使われている。

http://edition.cnn.com/2008/US/01/25/vegas.fire/index.html#cnnSTCText


ホテル正面の柱の台座

火災原因について説明を受けた後、一行はバスでドライビット社が施工している最新 のEIFS施工現場に向かった。


車中にて、セリーノ氏とクレムキー事務局長

バスは砂漠の中を走続ける

砂漠の中をしばらく走り続けた目の前に建設中のホテル建設現場が見えてきた。


建設中のホテル

現場に着くと、写真撮影を止めてくれと言われた。また、突然国の検査が入ったので 現場に入れないと言われた。珍しく、ブロックの壁にEIFS施工をしている様子が見れ たので、是非中に入りたかったが、残念な結果になった。


建設中の現場。奥に見えるのがブロック壁へのEIFS施工

何とか、中に入れないか交渉するドライビット社の現地担 当者と工事担当者

交渉の結果、工事中の現場には入れないがラスベガスのダウンタウンにこのホテルの 壁のモックアップ現場があるので案内していただけることになった。 また、今来た道をラスベガスに戻ることになった。

我々が宿泊しているラスベガスのホテル街(The Strip)からそれほど遠くないダウ ンタウンに壁のモックアップ現場があった。


エントランス入り口のモックアップ

建設中のホテル正面のファサード

EIFSによる壁の凹凸模様 デザイン

壁の裏側 このスチールスタッドの間にも断熱材が充填 される

工事現場を見ることができなかったが、モックアップ現場ではより細かく EIFSのディテールを確認することが出来た。 米国のEIFSは、充填断熱+付加断熱(EIFS)の高断熱建物である。 初日の、クレムキー事務局長のプレゼンにもあったが、 コンクリートスラブやスチール部分の熱橋(ヒートブリッジ)を EIFSは見事にカバーし、しかもデザイン的に優れている。

初日(4月9日)の日米技術交流会議、2日目(4月10日)の米国Sto社による EIFSの機械化(スプレー施工)とパネル化(パネライゼーション)現場視察、 そして今日(4月11日)ドライビット社による、Hotel Monte Carloにおける 火災原因の究明と最新のEIFS施工のモックアップ現場視察で、公式日程が全て終了した。 満足感に溢れながら、参加者は最後のバスに乗り、宿泊ホテルに向かった。


視察を終えてバスでホテルへ

ホテル前での記念写真

ホテル正面で最後の記念写真を撮り、ドライビット社のセリーノ氏と別れた・・・・

セリーノ氏と別れた後に、昨日に引き続き部屋でのミーティングが始まった。クレム キー事務局長もアトランタ行きの飛行機の出発直前までミーティングに参加し、助言 をいただいた。

今日のミーティングでは、今回の米国視察においてEIMAとのコンタクトや 視察先及び技術会議のコーディネートをしていただいた芝池先生から、 "EiPC's Recommendation on Hygrothermal Performances for High Performance Building Envelopes over the Japanese Archipelago by using WUFI Plus" と題したプレゼンテーションが英語で行われた。 内容は、次世代省エネ基準(MLIT 1999)と外断熱推進会議が推奨している 外断熱推奨基準の性能比較をフラウンホーファー建築物理研究所が開発した WUFI Plus を紹介活用しながら解説した。


プレゼンをする芝池先生と参加者

芝池先生とプレゼン画面

関口さんの通訳でディスカッションするクレムキー事務局長と参加者

明光建商 塩谷社長の高反射塗料に関するプレゼン

クレムキー事務局長のアトランタへの出発時間が迫り、熱気に溢れたプレゼンと視察 旅行の公式日程は全て終了した。

クレムキー事務局長がアトランタに着くのは明朝になると言う。最後まで、感謝!感 謝!感謝!


ホテルの窓(鈴木哲郎さんの部屋)から見えるラスベガ スの街

ホテルの窓枠に付いていた火災時の壁のかけら?

明朝5時起きで日本に帰る康和地所の直井さん、Sto Japanの鈴木さんとも最後の 夜だ。 ホテルにあるメキシカンレストランで二人にとって最後のお別れ会だ。しばらくする と、明るかったラスベガスの街もネオンに染まった。


メキシカンレストランでのお別れ会

メキシカンレストランから見るラスベガスの夜景

公式日程は全て終わったが、明日は公式日程では見ることができなかったものを探し にいきたいと考えていた。

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投稿者 hpnew : 2008年5月 8日 14:06