第6回「スウェーデン・ドイツ無暖房住宅と外断熱の旅」事前調査報告(その2)

イエテボリ市(アムフルト) トシュランダ区の新市役所は水素ガスから電気を

トシュランダ区のヴィンゲン文化会館に、今秋には市役所が移転することになっているが、環境に大変やさしいエネルギーシステムを採用している。会館の暖房には、森林からの廃棄物を活用したバイオ燃料を使用し、電気は建物の屋上の太陽熱の電池からか、近くのリースホルメン風力発電所のものを利用し、将来的には水素ガスを利用した燃料電池を利用する方針だ。

「興味深いことは、私達は、すべて再生できる様々のタイプのエネルギーを利用としていることです。」と、今年の秋にはヴィンゲン文化会館長のパール フォシュバリ氏が語っている。

太陽熱電気が水素ガスをつくる

エネルギー システムの水素ガスの部分は今秋までには完成せず、1−2年後には操業開始の予定のデモンストレーション用の設備となる予定だ。しかし、今秋までには、イエテボリ エネルギー社、ABB者、ボルボ社と電池メーカーのノールのETC社が加わっていた水素ガス利用に関するプロジェクトの調査が実施される予定だ。

使用される技術は建物の屋上にある太陽電池で発電された電気を、晴れた日から曇った日にそなえて、燃料電池に充電しておくというものだ。この電気を使用して水素ガスを製造し、水素ガスを燃料電池で使用して電気を発電する、、、、という作業を繰り返してゆくというものだ。


太陽電池から水素を作り、水素を原料に燃料電池に (イエテボリ・エコセンター)

9月には引越しの予定だ

「皆は水素ガスが環境保全社会における未来のエネルギーだと信じています。ですから、私達がお隣りさんのボルボ社と一緒に、このまったく新しい技術を利用した設備を所有することは非常にうれしいことです。」と、パール フォシュバリ氏が語っている。 パール フォシュバリ氏は木曜日には、西イエタランド県の様々の水素ガス プロジェクトに関するシンポジイムをチャルマシュ工科大学と共同で計画している。

トシュランダ区のアムフルト地区の新センターに建設されているヴィンゲンは、急激に成長している区内の青少年むけの文化センターになる予定だ。ヴィンゲンの建物は自発的財団が主になって計画されたもので、その原則の一つはトシュランダ行政区の区役所がヴィンゲンに移転してくるということにあった。移転は今年の9月が予定されており、約80名の職員も移転してくる。


ヴィンゲン文化会館


工事中の現場で、ハンス・エーク氏(中央)

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投稿者 hpnew : 2005年7月21日 01:59